Q 30歳代の頃、車の運転を長時間することが多く、手の甲にしみがたくさんできてしまいました。薄くしたいのですが、治療法と治療後の日常生活での制約などを教えてください。(42歳 女性)
A 手の甲も顔と同じく、日焼けによるシミができやすい場所です。ダウンタイムの少ない様々な治療法がありますが、やはり除去するにはQスイッチレーザー治療が確実な方法です。一回のレーザー照射で完全に綺麗に消すことが可能です。治療後はカサブタが2週間ほどできます。
1週間絆創膏を貼りますが、水仕事や入浴は当日から可能です。ただし、湯船にどぼんと手をつけるのは、1週間は避けて頂きます。レーザー治療後、カサブタが取れ綺麗なピンクの肌が出てきます。その後薄く色素沈着が起きますが、自然に消失していきます。2週間のカサブタ期間を考えると、秋口以降の長袖の季節に治療を受けられることをお勧めいたします。(山本可菜子院長)
山本可菜子皮フ科クリニック院長
山本可菜子(やまもとかなこ)
日本皮膚科学会正会員
日本レーザー医学会正会員認定医(Ⅰ種)
米国レーザー医学会正会員
(American Society for Laser Medicine and Surgery Inc.)
日本美容皮膚科学会正会員
日本抗加齢医学会会員
平成3年 兵庫医科大学卒業
平成3年〜 兵庫医科大学病院皮膚科・大阪済世会日生病院などに勤務し、先天性・後天性あざやしみなどのレーザー治療及び、美容皮膚科治療に携わる