

《 7月25日公開 》
木の上の軍隊
堤真一 / 山田裕貴

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンは、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。人類にとって最も愚かな行為が戦争です。こんな悲惨な状況がほんの80数年前に起こっていたことに驚きです。やはり教育、洗脳はとても恐ろしいと改めて思い知りました。
監督
平一紘
出演
堤真一
山田裕貴
津波竜斗 ほか
上映時間
124分
劇場
OSシネマズ神戸ハーバーランド
kino cinéma 神戸国際 ほか
製作年
’25 日本