幼少期に経験した父親による裏切り、そしてナチス占領下のオランダという過酷な環境で育ったオードリーは、過去のトラウマと一生涯向き合わねばならなかった。『ローマの休日』から彼女は女優として活躍する一方、離婚を繰り返して愛に破れていくが、育児のために女優業を休業するなど、子供達へ深い愛情を注いでいく。そして後年、ユニセフ国際親善大使として善のために尽くすことで、心穏やかに過ごす方法を見出した。最初は戦争の犠牲者として動き出した人生を、のちには慈善活動を通して大勢の人たちに癒しと救済をもたらしたことで、オードリーは満ち足りた人生を送ることができたのだった。銀幕の妖精が、アーカイブ映像や近親者たちのインタビューとともに、鮮やかにスクリーンに蘇ります。彼女が、世界中から愛され続ける理由がわかります。
監督 | ヘレナ・コーン |
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出演 | オードリー・ヘプバーン ショーン・ヘプバーン・ファーラー エマ・キャサリン・ヘプバーン ほか |
上映時間 | 100分 |
公開 | 5月6日~ |
劇場 | シネ・リーブル神戸 ほか |