

今回、ファッションについて語ってくれたのは、オーダースーツ職人の中島昌俊さん。35歳でヨウジヤマモトを退職後、販売会社を設立し、当時一世を風靡した名だたるブランドと契約する。大学生の頃よりン十年、主にメンズファッションにずっと携わってきた中島さんが語ってくれました!
さて世間はあっという間にGW、そして春真っ盛りです。年々早く過ぎ去る日本の春。先日桜の声を聞いたとこやのにさ、もう汗ばんでるし。
今年の夏は覚悟しとかなエゲツナイらしいから。
でもね、そんな中でも貴方の服装を見てる人が必ずいます。
例えば何気なく座った電車で、ほとんどの人が携帯見てるか寝てるかですが。
ふと顔を上げた瞬間、前の人の服装が目に入るわけです。
脚組んでたら靴とソックス、腕組んでると時計とアクセサリー、寝てるとなんとなく胸もとのあたりを見るともなく見てしまう。
だいたいかっこいい人はあまり目にとまらない。
だらしない人ほど印象に残るんです。

私の場合、職業病と思えるほど、他人の身なりを見ていますが。「うむむ、こやつできるな」と思う人は、やはり隙がない。
私、国会中継で議員さん方のスーツを見るのが好きなんですが、やっぱり麻生さん安倍さんを超える方々はそういらっしゃらない。
答弁に立たれた時のスーツの皺が全く違うんですよね。
トランプ大統領のスーツも別格ですが、なんといってもオバマさんの脚組んだ姿が美しかった。
そう、足下は必ずロングホーズ(ハイソックス)なんですね。彼の場合は背が高いゆえに脚が長く、余計に美しかったけど。
それは仕方ない。
私たち脚がそんなに長くない民族は脚は組むべきではないのです。
女性も同様に座った姿が美しい方は絵になります。それは和装からくる佇まいのシロモノなんでしょうね。

立っても座っても背筋を伸ばしておかないといけない、ということに尽きると思います。
何を着るか何を持つかよりも、
『どう在るべきか』
が何より大切なんですよ。
先月「あなたのスタンダードを見直しましょう」のお話をしましたが、
人生のパイセンとして若い方々に見られて恥ずかしくないように。 お気をつけて。

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