「コロナ禍」での就職に不安を感じていますが、アドバイスをいただけますか？

まず、ひとりで抱えずに相談をしてみましょう！

まずは新社会人おめでとうございます。コロナ禍で大変な状況の中、内定をもらうことができたのですね。なかなか先の見通しがたたないことで不安が大きくなっているということもあるのでしょうか。その不安について、周りの人に相談されたことはありますか？
自分で自分自身を見つめることも大切ですが、どうしても自分では見えないところも、「周りにいる人に話してみることで少し違う視点で自分自身も見ることができるようになる」ことがあります。まずは、ひとりで抱えず相談してみてください。社内に「相談室が設置されていればカウンセラーに相談でき、実際に業務が始まってからもサポートを受ける」ことができるでしょう。
また、厚生労働省には「こころの耳」というサイトがあり、電話、SNS、メールでの相談ができますし、地域には、「大学併設の相談機関や私設のカウンセリングルーム」もありますので、あなたの不安について話を聞き、一緒に考えていくことができるパートナーを見つけてみてはいかがでしょうか。（藤森）

有富　貴弘
社会保険労務士・人事コンサルタント

神戸商科大学商経学部経済学科卒
2003年　社会保険労務士登録
2004年　アーク総合法務事務所に参画。労働紛争問（解雇等）、会社労務・助成金関連などを専門業務とし、特に人事労務管理には定評がある。
2016年　社会保険労務士法人Sign Postを設立し、代表社員へ就任。

藤森　圭子
社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタント公認心理師

神戸大学教育学部卒
2006年　社会保険労務士登録
2008年　アーク総合法務事務所に参画。アパレル会社人事部での実務経験を活かし、労働社会保険諸法令に基づく手続き業務から労務相談まで幅広く精通している。
2016年　社会保険労務士法人Sign Postに参画。