1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきた。本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するが、走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められる。1960年代半ば以降、海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからである。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した、走泥社以外の作家等も交え、前衛陶芸が生まれた時代を振り返る。
開催期間 | ~9月24日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜休(8月14日(月)、9月18日(月祝)は開館) |
料金 | 一般1700円、 大学生1100円、 高校生600円、 中学生以下入場無料 |
開催場所 | 京都国立近代美術館 |
所在地 | 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
問い合わせ | 075-761-4111(代表) |