新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つ。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範(ぶじゅんしばん)に禅を学んだ円爾(えんに)を開山に迎えて創建された。「東福寺」の名は、奈良の東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとったことに由来する。本展では、「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆による記念碑的大作「五百羅漢図」全幅を修理後初公開するとともに、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展覧する。草創以来の東福寺の歴史を辿りつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を紹介する。
開催期間 | 10月7日(土)~12月3日(日) |
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開催時間 | 9:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 月曜休 (ただし、10月9日(月・祝)は開館、10月10日(火)は休館) |
料金 | 一般1800円、 大学生1200円、 高校生700円、 中学生以下入場無料 |
開催場所 | 京都国立博物館 |
所在地 | 京都市東山区茶屋町527 |
問い合わせ | 075-525-2473 |