今秋、細見美術館では、「美しい春画-北斎・歌麿、交歓の競艶-」を開催することとなった。春画は、人間の性愛を描いた絵画の総称で、男女の姿がおおらかに、時にユーモアをもって描かれている。江戸時代には「笑い絵」とも呼ばれ、浮世絵の普及とともに、大名から庶民まで貴賤を問わず、男女対等に楽しまれた。本展では、版画・版本の作品に加え、特に、1点ものである絵画作品、いわゆる「肉筆春画」に焦点をあて、書籍などに掲載されながらも、美術館での展示が叶わなかった作品を紹介する。葛飾北斎の幻の名品「肉筆浪千鳥」や、喜多川歌麿の大作、さらには海外から里帰りを果たした作品を含む、精選された美麗な春画 約70件を展示する。
開催期間 | ~11月24日(日) |
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開催時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
料金 | 当日券2,200円 ※18歳未満は入場禁止 |
休館日 | 月曜休館(祝休日の場合は翌日) |
開催場所 | 細見美術館 |
所在地 | 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 |
問い合わせ | 075-752-5555 |