
上村松園が誕生して150年の節目を迎えることを記念して、数々の作品によってその画業をあらためて紹介する回顧展。傑出した女性画家の先駆者として、松園の存在は後進の指針となり、池田蕉園や島成園をはじめ多くの女性日本画家が誕生する契機となった。四条派の伝統が色濃い京都画壇にあって、自ら美人画の系譜を切り拓いた上村松園は、多くの意味でパイオニアとしての運命を背負い、それを見事に成就したといえる。本展では、《母子》(重要文化財、東京国立近代美術館)、《序の舞》(重要文化財、東京藝術大学)などの代表作をはじめ、初期から晩年までの100件を超える優品を展示して、その魅力に迫る。
開催期間 | ~6月1日(日) 前期~5月11日、後期5月13日~6月1日 |
開催時間 | 10:00~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 月曜、5月7日(水)休館 ※4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館 |
料金 | 一般1,800円、高大生1,500円、小中生500円 |
開催場所 | 大阪中之島美術館 4階展示室 |
所在地 | 大阪市北区中之島4-3-1 |
問い合わせ | ☎06-4301-7285(大阪市総合コールセンター) |