本展では、相国寺と深いかかわりのある京の絵師たちの絵画を中心に展示を行う。第一章では、伊藤若冲の「釈迦三尊像」などの作品を通じ、相国寺の僧侶と絵師達の交流の軌跡を追う。京都市中の大部分を焼き尽くし、大きな爪痕を残した天明の大火関連の資料と、その後に再建された相国寺方丈を彩った杉戸絵も披露する。第三章では相国寺派寺院を彩ってきた絵師達の個性あふれる名品のうち、鹿苑寺からは伊藤若冲の重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画五十面」を、慈照寺からは与謝野蕪村の描いた方丈上官之間の障壁画「山水人物図」を展示する。相国寺、鹿苑寺と慈照寺を代表する近世障壁画を中心に、寺院空間を彩る十八世紀の作品群を楽しみたい。
相国寺承天閣美術館は、5月12日(水)より再開が決まりました。
これに伴い、展覧会「若冲と近世絵画」も5月12日(水)より再開されます。
開館時間は、従来通り10時~17時(最終入場は16時30分)で変わりありませんが、混雑時には、展示室内の入場制限を予定しておりますのでご了承ください。
開催期間 | Ⅰ期 4月29日(木・祝)~7月25日(日) |
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開催時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
料金 | 一般800円、65歳以上・大学生600円、中高生300円、小学生200円 |
開催場所 | 相国寺承天閣美術館 |
所在地 | 京都市上京区今出川通烏丸東入ル |
問い合わせ | 075-241-0423 |