

毎日が何かの日に制定されています。
その日にまつわるアレコレをお届け!
ちょっとした生活のヒントにしてくださいね。
6
月
10
日
ところてんの日

6月10日は『ところてんの日』。
ところてんの美味しさを広めるため「ところ(6)てん(10)」の語呂合わせから制定されました。
みなさんはところてんをどうやって食べていますか?「もちろん酢醤油でしょ」と思った方、「黒蜜じゃないの?」と思った方、実はところてんの食べ方は地域によってさまざまなんです。
関東や東北では酢醤油と和がらし、ごまなどの薬味を食べるのが定番のようですが、関西では黒蜜をかけて果物を添えたり、東海・中部地方では三杯酢にごまを添えて食事の小鉢として食べるのが一般的。四国では、だし汁につけて食べられているようです。
こうして見ると、関西の黒蜜が一際異彩を放っている気がしますね。それぞれの地方の食べ方にチャレンジしてみたいですね。
ところてんを箸一本で食べる地域があります。ところてんに限って箸一本で食べるのはなぜなのでしょう?
お箸が貴重であった時代に、江戸のある店では箸を人数分そろえることができず、やむを得ず一本で食べるようになり、江戸っ子の粋な食べ方として広まった説があります。
また、箸二本(一膳)だと力が入りすぎて、ところてんが切れるから一本になった説、そして江戸時代には高級和菓子であったところてんを、わらび餅や羊羹を食べる際に使う黒文字(楊枝)で食べていた名残から、箸も一本だけ使う地域があるという3つの説が残っています。
最後に豆知識です。
皆さん、「ところてん」を漢字で書けますか?
答えはそう「心太」。なぜこの字を書くかは、また後日お伝えしましょう。
それでは今日も素敵な一日をお過ごしください。