

《 1月9日公開 》
架空の犬と嘘をつく猫
高杉真宙

弟の死が受け入れられない母のため、弟のフリをして母に手紙を書き続ける、小学生の山吹。空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、夢を語ってばかりの適当な祖父と“噓”を扱い仕事をする祖母、そして“嘘と嘘つきが嫌い”な姉。一つ屋根の下に住んでいながらもバラバラに生きている家族の中で山吹は今日も嘘をつきながら成長していく。弟の死をきっかけに、今にも壊れそうな家族の姿に胸が痛みます。嘘を抱えたままでも繋がろうとする姿は、やっぱり素敵だと思わされます。血のつながりは厄介で、簡単には割り切れないものだけど、だからこそ離れられないのでしょう。家族や人生について考えさせられます。派手さはありませんが、台詞の余白や間が心に残る作品です。
監督
森ガキ侑大
出演
高杉真宙
伊藤万理華
深川麻衣
安田顕
柄本明 ほか
上映時間
125分
劇場
OSシネマズミント神戸 ほか
製作年
’25 日本
PG12








