

今回、洋服えらびのポイントを紹介してくれたのは、姫路市で創業70余年のセレクトショップUMEYAの専務・梅田さん。

嫌~な【静電気】を、できるだけ減らす
洋服えらびのコツ
冬になると、ドアノブに触れた瞬間「バチッ!」。
スカートが足にぴったり張り付いてモヤモヤ…。

この地味に嫌~な【静電気】、できれば減らしたいですよね。
今回は、「どんな服の組み合わせで静電気が起きやすいのか」を主題に、秋冬の着こなしポイントとして「今日からできる、かんたんな静電気対策」のお話をしていきますね。
※科学的なお話は抜きで、簡単にまとめています。「対策のヒント」としてお読みいただけるとうれしいです。
[ そもそも静電気ってどんなもの? ]
目には見えませんが、身の回りのものはもともと「+(プラス)」と「-(マイナス)」の電気を両方もっています。ふだんはこのバランスがちょうどよくて「中性」の状態にあります。このとき、私たちが静電気を気にするようなことはほとんどありません。
この中性を保っている電気ですが、
・ 「素材の違う洋服どうしが擦れる」
・ 「脱ぎ着で生地がすべって摩擦が起きる」
こんなときに電気のバランスがくずれて、どちらかに電気が寄りすぎてしまいます。
その「たまりすぎた電気」が、一気に逃げるときに、あの「バチッ!」と感じる、嫌な静電気が発生するのです。

[ なぜ冬になると静電気が増えるの? ]
一番の原因は 「乾燥」 です。
空気の中に水分がたっぷりあると、たまりすぎた電気は水分を通って、ゆっくり逃げていきますから、中性を保ちやすいのです。
でも、冬のように
・ 湿度が低い
・ 肌が乾燥して
カサカサしやすい

という状態だと、電気の
逃げ道が少なくなり、服や
体に電気がたまりやすくなります。
目安としては、
・ 湿度40%を下回るあたりから、
静電気が気になりやすい
・ 50〜60%くらいあると、
だいぶマシになる
と覚えておくと便利です。
[ 静電気と「洋服の素材」の関係 ]
ここからが本題です。
実は、素材によって「電気のたまりやすさ」が違うんです。
イメージだけお伝えすると…
・ 人の肌・髪の毛
… わりと「プラス寄り」
・ アクリル・ポリエステル
などの化学繊維
… 「マイナス寄り」
・ 綿(コットン)・
レーヨン・キュプラなど
… 間に入る “なだめ役” に
なりやすい
という性格があります。
もう少し詳しくは、次の帯電図を見てみてください。

左に行くほど「-寄り」、右に行くほど「+寄り」という並びで紹介していますが、
離れた性格どうしを組み合わせると
静電気が起きやすい
という風に覚えておけばOKです。
[こんな服の組み合わせは
「パチパチ注意報」]
よくある例を、イメージしやすい形でご紹介しますね。
① スカートが脚にまとわりつくパターン
ナイロン素材のストッキング
(プラス寄り)
+
ポリエステル素材のスカート
(マイナス寄り)
他に、
ポリエステル素材のストッキング
(マイナス寄り)
+
キュプラ裏地のスカート
(プラス寄り)
帯電の性格が離れているので、こすれるたびに電気がたまりやすく、スカートが脚にペタッとくっつきやすくなります。
② ドアノブで「バチッ!」となるとき
冬の乾いた空気で電気の
溜まりやすい人体
(プラス寄り)
+
アクリルやポリエステル系の
化学繊維のお洋服
(マイナス寄り)
服がこすれて、たっぷり電気がたまる。この状態でドアノブに近づくと、たまった電気が一気に金属へ流れて、「バチッ!」となります。
③ 毛玉とも少し関係あり
毛玉の一番の原因は「摩擦」ですが、アクリルやポリエステルなど、静電気がたまりやすい素材は生地がふわっと立ち上がりやすい…。
▶もつれやすい状態が生まれる。
ですので、結果として毛玉もできやすくなります。
[今日からできる【静電気よけ】のコツ]
では、「具体的にどう気をつければいいか?」という点について、大事なところだけ、ぎゅっとまとめました。
① 素材の組み合わせをちょっと意識する
全部を完璧に気にする必要はありませんが、
「プラス寄り」と「マイナス寄り」を、重ねすぎない。これだけ意識できると、かなり変わります。
例えば……
・ ナイロンストッキング
+ ポリエステル裏地のスカート
▶まとわりつきが気になるときは、綿混のペチコートやレーヨン・キュプラのインナーを一枚挟むと◎
・ 化学繊維どうしの
トップス&ボトムス
▶どちらか一方を 綿やレーヨン混のものに変えるだけでも違います。
= ポイント =
その日のコーディネートの中に、「綿・レーヨン・キュプラ」など “中立寄りの素材” を1〜2枚入れる=静電気をなだめてくれるクッション役になります。
② インナー選びで「静電気しにくさ」を足す
肌に一番近いインナーを、綿(コットン)や綿混素材にする。
タイツやストッキングも、「綿混」「静電気防止加工」などの表記があるものを選ぶ。
これだけでも、体にたまる電気の量がグッと減ります。

③ 肌とお部屋の「うるおい」を守る
静電気対策として、意外と大事なのが肌のうるおいです。
お風呂上がりや外出前に、ボディクリームや乳液で保湿する。
手がカサカサしやすい方は、ハンドクリームをこまめに。
お部屋では、加湿器や洗濯物の部屋干しなどで、湿度40〜60%くらいを目安に保つ。
「乾燥対策=静電気対策」と考えると分かりやすいですね。

④ 静電気防止スプレーを上手に使う
静電気防止スプレーは、布の表面にうすい“うるおいの膜”を作って帯電しすぎるのを防いでくれるアイテムです。
使うときは、スカートなら「表地と裏地の両方」に、かるく吹きかける。
タイツやペチコートにも、全体にふんわりスプレーする。
コートの裏地が「パチパチ」する場合は、裏地側にだけスプレーする。
などのように使うと、より効果を感じやすいですよ。
[ “完全にゼロ” はむずかしいけれど… ]
残念ながら、自然の中で暮らしている以上、静電気を「ゼロ」にすることはできません。
でも、どんな環境で起きやすいのか、どんな素材の組み合わせで増えやすいのか、どうすれば軽減できのか、これらを知っているだけで、
「あ、今日は乾燥してるから、インナーは綿にしておこう」
「このスカートには、綿のペチコートを挟んでおこう」
と、毎日の服選びでちょっとパチパチ君の悪戯がラクになります。

いかがでしたでしょうか。
今回のお話を参考に、「パチパチ」が少しでも減って、冬のおしゃれが気持ちよく楽しめますように願っています。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
私たちがお伝えしたいこと
オシャレの醍醐味は『ワクワク』と『ドキドキ』と『楽しい♪と思う気持ち』にあると思っています。それが若々しさや、人生の活力にもなるのは周知のとおりです。
いつも同じ様な装いで、無難なものばかり選んでいると、段々とこのワクワク、ドキドキが失われてしまいます。皆さんの心のどこかに、少しでも「オシャレしたい」という気持ちがあるならば、「チャレンジ」という言葉を大切にしてほしいです。
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~日常をちょっと楽しく、ちょっとオシャレに飾ろう~
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サイズ感や好みに応じたカスタマイズを可能に
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セレクトショップ
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姫路市小姓町30
☎︎079-292-0492(代)
11:00~18:00
木曜休
駐車場有
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