

毎日が何かの日に制定されています。
その日にまつわるアレコレをお届け!
ちょっとした生活のヒントにしてくださいね。
10
月
21
日
あかりの日

10月21日は 『あかりの日』 です。
1879(明治12)年のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison、1847~1931年)が世界で初めて実用的な白熱電球を完成させました。記念日はエジソンの偉業を称えて制定され、「あかり」のありがたみを認識する日です。また、多様で豊かな生活の中で「あかり」を上手に使い、積極的に省エネ・節電を追求する日などとされています。
では、人類のあかりの変遷を見ていきましょう。
【古代】
動植物の油脂から作ったろうそくは、たいへんな貴重品であり、王族しか使えない物でした。奈良時代(722年)に仏教の伝来とともに輸入され、室町時代(1300年代)にはうるしの木から国産化されましたがまだまだ貴重品で、貴族が特別の日に使うものでした。
【江戸時代】
江戸時代に入ると木蝋の原料となる「はぜの木」が琉球から伝わり、和蝋燭の生産が増えましたがそれでもまだまだ高価で、1本のろうそくの値段は今の2~3万円もしました。18世紀後半、産業革命による石油化学の発達で、パラフィンで作るろうそくが工業的に大量生産され日本にも輸入されましたが、これも贅沢品でした。当時の庶民にとっては煮炊きと暖をとる囲炉裏(いろり)が唯一のあかりでした。
【明治・大正時代】
・ 石油ランプ
幕末の開国とともに入ってきた石油ランプは行灯の10倍の明るさで、石油の値段は菜種油の半分でした。とはいえ高価なものだったので、皇居でも最初の一燈は明治5年でした。
・ ガス燈
日本では1850年頃にコールタールから発生したガスを灯火した記録があり、一般的には1872(明治5)年の横浜馬車通りの街路灯が最初といわれています。
・ 白熱灯
1878(明治11)年3月25日虎ノ門にあった工学大学校(今の東大工学部)で日本初のアーク灯が点灯しました。翌年エジソンが京都の竹を使って白熱電球を実用化し1881年に発売しました。
・ 水銀灯(放電灯)
1901年、蛍光灯より早く発明され、その大光量と効率の良さから色を問題としない屋外や工場用として色々なタイプ(ナトリウム灯・マルチハロゲン灯)に発展しましたが、2017年の「水銀に関する水俣条約」により各メーカーは生産を停止、2025年からは製造・輸出入が段階的に禁止されます。
・ 蛍光灯
1937年に米国で発売され、1941年には日本でも東芝が発売。1953年、環形ランプの出現とその明るさから一気に普及しました。2019年、政府の「エネルギー基本計画」により、照明器具のLED化が進められ、2027年末までに製造・輸出入が禁止されます。
・ LEDランプ(発光ダイオード)
1962年、ゼネラルエレクトリックのニック・ホロニアックによって赤色が発明され、1972年に黄緑色1990年代に青色LEDが発明されたことにより3原色がそろって白色光を作ることが可能になりました。
こうしてみると、スイッチ一つですぐに明るくなる、そして安価。いい時代になりました。
それでは今日も素敵な一日をお過ごしください。








