バンジャマンは人生半ばで膵臓がんを宣告され、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れるが、エデはステージ4の膵臓がんは直せないと率直に告げる。エデは、「命が絶える時が道の終わりですが、それまでの道のりが大事です」と語り励ます。一方、母親のクリスタルは、息子が「不当な病」になったのは、自分のせいだという罪悪感に駆られる。彼女には、バンジャマンが彼女とのあいだに子供を作ったとき、彼らとの仲を引き裂いた過去があった。だが、クリスタルは息子の最期を気丈に見守ることを心に決める。余命宣告を受けたとき、人はどう受け入れるか。人生の最期に、愛する人に伝える言葉を改めて考えさせられました。
監督 | エマニュエル・ベルコ |
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出演 | カトリーヌ・ドヌーブ、ブノワ・マジメル、セシル・ド・フランス、ガブリエル・サラ ほか |
上映時間 | 122分 |
公開 | 10月7日~ |
劇場 | kino cinema神戸国際 ほか |