蛇の道（’24 フランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ）

何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ。偶然出会った精神科医の新島小夜子の協力を得て、犯人に復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。“誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。“必ずこの手で犯人に報いを！”その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。『蛇の道』は、1998年に劇場公開された黒沢清による傑作サスペンスです。今回、黒沢初の試みとなるセルフリメイク作品として蘇りました。思いもよらぬ恐ろしい真相が徐々に浮かび上がってきます。小夜子はなぜここまでして協力するのか。ラストで衝撃の事実が明かされます。