徳川家康の九男・義直によって創始された尾張徳川家は、名古屋城を居城とした大大名で、紀伊徳川家・水戸徳川家とともに御三家の一つに数えられていた。徳川美術館は、その尾張徳川家に伝えられた大名道具を有しており、その所蔵品は家康の遺品「駿府御分物」をはじめ、歴代当主や夫人たちの遺愛品など一万件余りにのぼる。本展では、数ある名品の中から、甲冑や刀剣など武具のほか、茶道具や香道具、能道具、婚礼調度、書画などを通して、尾張徳川家の歴史と華やかな大名文化を紹介する。現存最古の源氏絵である国宝「源氏物語絵巻」と、三代将軍家光の長女・千代姫が尾張徳川家に嫁ぐ際に持参した国宝「初音の調度」という、日本を代表する名品も特別出品される。
開催期間 | ~6月23日(日) |
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開催時間 | 火~金10:00~20:00、月土日祝10:00~18:00(入館は各日閉館の30分前まで) |
料金 | 一般1800円、大高生1400円、中小生500円 |
開催場所 | あべのハルカス美術館 |
所在地 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階 |
問い合わせ | 06-4399-9050 ※会期中、一部作品の展示替えがあります |