無類のギャンブル好きなゴウは妻の淑子と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんな彼が、一つだけ愛してやまないもの、それは「映画」。若き日のゴウは助監督として、映写技師のテラシンをはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子、また撮影所近くの食堂の看板娘・淑子に囲まれながら夢を追い求めていた。しかしゴウは初監督作品の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となる。あれから約50年。ゴウの孫の勇太が、古びた映画の脚本『キネマの神様』を手に取る。それはゴウが初監督の時、撮影を放棄した作品だった。勇太はその脚本の面白さに感動し、現代版に書き直して脚本賞に応募しようとゴウに提案する。“映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる愛と友情、家族の物語に心を打たれます。
監督・脚本 | 山田洋次 |
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出演 | 沢田研二、菅田将暉、永野芽郁 野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ 小林稔侍、宮本信子 ほか |
上映時間 | 125分 |
公開 | 8月6日~ |
劇場 | 神戸国際松竹 OSシネマズ神戸ハーバーランド 109シネマズHAT神戸 ほか |