出張に出かける日の朝、相馬日和は妻の凛子から意味深な言葉をかけられる。「もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある？」ソウマグローバルの御曹司で、鳥類研究所に勤務する日和。対する凛子は少数野党の党首だが、なんと日本初の女性総理に就任したのだ。突然の事態に混乱する日和だが、内閣広報官の富士宮あやかから、日常生活も管理される。母親でありソウマグローバルの会長でもある崇子や、CEOで兄の多和からもハッパをかけられ日和はヘロヘロに。一方の凛子も、政界のドン原久郎の裏切りにより、衆議院解散を決意。総選挙へとなだれ込むが、そんな時まさかの事態が２人に襲いかかる！凛子のリーダーシップに惹かれます。全ての働く女性と、そのパートナーに生き方を問いかける物語です。