
南米コロンビア出身の芸術家、フェルナンド・ボテロ。1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家のひとりに数えられる。人物も動物もふくよかで、果物は熟れきって膨らみ、楽器や日用品さえも膨張している。ボリュームを与えられた対象には、官能やユーモアなど複雑な意味合いが含まれ、観る人の感覚に力強く訴えかける。世界各地で人気を博しているボテロ展だが、日本国内では26年ぶりの開催となる。ボテロ本人の監修のもと、油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、ボテロとの新たな出会いを生む機会となる。あざやかな色彩と、ふくよかなフォルム。あなたがまだ知らない「ボテリズム」を体感してみてはいかが。
開催期間 | 10月8日(土)~12月11日(日) |
---|---|
開催時間 | 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜休館※10月10日(月・祝)は開館 |
料金 | 土日祝 一般・大学生1800円、中学・高校生1300円、 平日 一般・大学生1700円、中学・高校生1200円、 小学生以下無料 |
開催場所 | 京都市京セラ美術館本館 北回廊1階 |
所在地 | 京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
問い合わせ | 075-771-4334 |