ヨーゼフ・ボイス(1921-86)とブリンキー・パレルモ(1943-77)。ともにドイツで生まれ、かつ師弟関係にもあった彫刻家と画家。本展は、日本で約10年ぶりとなるボイス展であり、また国立美術館では初めてのパレルモ展となる。従来、その思想にばかり焦点が当てられがちだったボイスだが、本展では1960年代の最重要作品である《ユーラシアの杖》をはじめ、脂肪やフェルトを用いた作品、「アクション」の映像やドローイングなど、その芸術実践にあらためて着目する。また、パレルモの手がけるささやかで抽象的な作品群は、絵画の構成要素を再構築しながら、その色彩と形態によって、私たちの認識に静かな揺らぎをもたらしてくれる。
開催期間 | 10月12日(火)~2022年1月16日(日)まで |
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開催時間 | 10:00~17:00、金曜・土曜は20:00まで (入場は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜休館 (12月27日(月)~1月3日(月)は休館、 1月10日(月・祝)は開館、1月11日(火)は休館) |
料金 | 一般1200円、大学生700円、高校生以下無料 |
開催場所 | 国立国際美術館 |
所在地 | 大阪市北区中之島4-2-55 |
問い合わせ | 06-6447-4680 |