【材料】 ※割合です

オーソドックスな料理ほど昔ながらのレシピを当たり前のように使ってますよね。デビルズ・キッチンでは、料理の当たり前や常識をくつがえし、まるでアクマのように簡単なレシピや調理法を伝授します。

寒くなってまいりましたね。さあお鍋の季節です。
前回予告していました、お鍋の残りで美味しいソースを作ってみましょう。水炊きは種類が多すぎるので今回はスキヤキの残りを使った作り方を紹介します。

1. 野菜をスライスして牛脂で炒めます。
2. そこに赤ワインを入れ、アルコールを飛ばしてからスキヤキの残り汁を加え20〜30分火を入れます。
3. ②をフードプロセッサーかミキサーにかけます。
4. ③を手鍋に入れ、一度沸騰させてバターを加えて味を整えます。

なんと！これだけで！スキヤキ赤ワインバターソースのでき上がりです！高いフォンドヴォーなど使わずとも、簡単に赤ワインソースができるんですよ。

スキヤキの味付けはご家庭によって違いがありますので、最後に醤油と砂糖で塩分と甘みは調節してくださいね。ステーキやハンバーグ、ローストビーフ、鴨のロースト、グリルチキンやパスタなどのソースに。焼き肉のタレにもアレンジできますし、卵焼きに入れても美味しいです。また、卵かけご飯の醤油代わりにしても抜群に美味しいですよ。

ちなみに最近では関西でも関東風の割り下を使った食べ方が主流になってきましたので、ご参考によろしければデビルの割り下の配合比を載せておきますね。

赤ワインと醤油は相性が凄く良いのです。

また、（騙すつもりは毛頭ありませんが）騙されたと思って、スキヤキの付け卵に大根おろしをたっぷり入れて混ぜてみてください。すごく美味しく食べやすくなりますよ。
生の大根は栄養価も高く消化を助けてくれる効能もあるんです。ただ、食べやすくなるのでお肉の量が増えるのが難点ですが。

本年も後半からですがご愛読、本当にありがとうございました。来年からはデビルの名に恥じないよう、徐々に紫色の毒を吐きながらやっていきますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えくださいね！

百聞は一食にしかず、第2弾！
今回もこのfdが発刊された日から1か月間（12月中）、「寒ブリカツレツ スキヤキ赤ワインバターソース」（1000円・税別）をメニューに入れておきますので、ぜひお店でもお召し上がりください！
※イメージ写真です

より美味しく！ より健康に！ より美しく若く！

itsu葉　岡本 勝弘

次回予告
次回は「余計なスパイスを使わず野菜だけで挽き肉の臭みを取った美味しくて健康的な牛肉100%のハンバーグ」をご一緒に勉強しましょう！これも超簡単です。