江戸時代末期の1848年に「西灘」と呼ばれる明石に創業。酒造好適米の産地として知られる播磨平野に育つ酒造好適米と、名水といわれた地下水や季節風に恵まれて育まれてきた醸造文化を今に伝える「来楽」は、全ての工程を酒造りの最高責任者の杜氏と蔵人の手で行う。純米吟醸酒、純米酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒はもちろん、酒好きの玄人に好まれる全国新酒鑑評会金賞受賞の日本酒や、ワイングラスやカクテル感覚で楽しめると女性に人気の花酵母を使った日本酒アベリアなど、9代目の杜氏が来楽にしかない日本酒・甘酒を作りながら、『酒を楽しむ文化』の発信に尽力している。

花乃蔵アベリア（純米生原酒、720㎖、1,500円）
五百万石（純米生原酒、7,200㎖、1,350円）

花乃蔵アベリア
果実を思わせる華やかな香りと、爽やかな甘み。味に厚みがありのど越しの余韻が心地よい。食前酒にもオススメ

五百万石
淡麗ですっきりした味わい、フルーティーな甘い香りとのど越し。芳醇な旨みとかすかな甘みに加えてやや酸味も

兵庫県登録有形文化財に指定された伝統的な酒蔵。自社田では酒造好適米の「五百万石」を栽培。消費者交流イベントとして田植えや稲刈りを行う来楽仕込みの会、奈良漬けの会など各種イベントも開催

茨木酒造