3ヶ月ほど前から仕事が忙しくなり残業も増えています。帰宅するとぐったりして何もする気にならないほど疲れているのですが、夜寝ようと思っても眠れない日が続いています。病院を受診する時間もとれない状況なのですが、どうしたらいいでしょうか?(東灘区 Sさん 29歳)
いろいろな対処法を試してみましょう。
身体は疲れているのに眠れないというのは本当に辛い状況ですね。睡眠が取れずしっかりと休養が取れなくなると精神や身体にも影響が出てくるようになります。眠れないという状況にもタイプがあり、寝つきが悪くなる「入眠障害」、眠りが浅く途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」、早朝に目覚めてそれ以降寝られなくなる「早朝覚醒」の3つが主なタイプですが、これらが組み合わさっている状況もあるでしょう。まず、ご自身でできる不眠への対処法として生活習慣や生活リズムを整えることが挙げられます。仕事が忙しい時には難しいこともありますが意識してみるだけでも変化はあるはずです。また睡眠の環境を整えることも大切です。温度や湿度、光や音にも目を向け、Sさんにとって心地いい環境を見つけてみましょう。また、それでも改善されない場合には睡眠薬の助けを借りることも必要になるかもしれません。受診する時間がないとのことですが、最近はオンラインで保険診療を受けることができ、薬も自宅に届けてもらうことも可能ですので、ぜひご検討ください。(藤森)
藤森 圭子
社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタント公認心理師・臨床心理士
神戸大学教育学部卒
2006年 社会保険労務士登録
2008年 アーク総合法務事務所に参画。アパレル会社人事部での実務経験を活かし、労働社会保険諸法令に基づく手続き業務から労務相談まで幅広く精通している。
2016年 社会保険労務士法人Sign Postに参画。
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